記者：

ソフトバンクに昨季の雪辱は果たし日本一となった率直な感想は。選手に胴上げで祝福された気分は。

奈良原二軍監督：

なにより圧のかかる試合を経験できたことが選手にとっては非常に大きかったですし、勝敗ももちろん大事ですがこういう試合で選手がいいパフォーマンスを出してくれた結果、勝てたというのが良かったですね。
胴上げに関しては、前回イースタン・リーグ優勝の際に一度してもらいましたが、改めて選手に感謝です。

記者：

今日の試合の勝因は何か。勝敗は分けたものはどんなものだったか。

奈良原二軍監督：

先発の西口選手が初回に少しバタバタしたところはありましたが、それ以降は見事なピッチングで流れを相手に渡さなかったことや、2回にすぐ同点追いついた打線の粘りが非常に大きかったですね。
あとは、リリーフした投手陣の素晴らしいピッチングのおかげです。

記者：

日本一を勝ち取った選手たちにどんな言葉を掛けたいか。また、ファーム選手権を制した経験をどう、選手に生かしてもらいたいと思うか。

奈良原二軍監督：

今回の日本一を自分の自信にして、さらなる飛躍をしてほしいですね。
目標はあくまで、一軍での戦力になってきますので、今日の勝ちで自信をつけながら今回の経験を今後に生かして、明日からまた練習に取り組んでほしいですね。

記者：

来季に向けた奈良原監督自身の抱負や、選手に対する期待など。

奈良原二軍監督：

一人でも多く、一軍が勝つための戦力になってもらうために技術を上げる努力を続けてほしいですね。
それが全てです。

今年1年間、ほとんどの期間を二軍で過ごして、とても悔しい思いをしました。
一軍で活躍するためには何が自分に必要なのかを改めて考え直して、走・攻・守全てにおいてのレベルアップを目標に今年1年間、取り組んできました。
その結果が、最後にこういう形で出せたことは本当にうれしいですし、なによりこのメンバーで勝てたこと、このチームで日本一になれたことが一番です。