2019/11/22 (金)
チーム

「2020年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 新入団選手発表会見」を行いました

本日11月22日(金)、仙台市内で「2020年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 新入団選手発表会見」を行いました。2020年度の新入団11選手が、大勢の報道陣とカメラの前で緊張しつつも堂々とプロ野球選手としての決意を語りました。
プロ野球の世界のスタートラインに立った11人の新入団選手へ、温かいご声援をよろしくお願いします。

指名順位 選手名 出身校・出身団体 ポジション 背番号
1位 小深田 大翔(こぶかた ひろと) 大阪ガス 内野手 0
2位 黒川 史陽(くろかわ ふみや) 智辯和歌山高 内野手 24
3位 津留﨑 大成(つるさき たいせい) 慶應義塾大 投手 52
4位 武藤 敦貴(むとう あつき) 都城東高 外野手 71
5位 福森 耀真(ふくもり ようま) 九州産業大 投手 49
6位 瀧中 瞭太(たきなか りょうた) Honda鈴鹿 投手 57
7位 水上 桂(みずかみ けい) 明石商業高 捕手 78
育成1位 江川 侑斗(えがわ ゆうと) 大分高 捕手 137
育成2位 小峯 新陸(こみね しんり) 鹿児島城西高 投手 138
育成3位 山﨑 真彰(やまざき まあき) ハワイ大 内野手 140
育成4位 澤野 聖悠(さわの きよはる) 誉高 内野手 141

石井 一久取締役 ゼネラルマネージャー 挨拶

おはようございます。ゼネラルマネージャーの石井一久です。
(只今より)今年の新入団会見をさせていただきますが、来年も再来年も入団会見はあり、様々な選手が入ってきます。その中でも今年の選手は、スカウトの方が1年、3年をかけしっかり推薦してくれた選手が来てくれていると思っています。
僕たちは、(選手の)皆さんと一緒に『一軍』で顔をあわせてやることが、球団の発展になると思っていますし、(選手の)皆さんのキャリアアップにもなります。
ここにいらっしゃる(選手の)ご家族の方に、『一軍』でしっかり(プレーしている姿を)見せてあげることが、僕たちの出来る最大のサポートだと思っていますので、よろしくお願いします。
また昨年は、下位指名で獲得させていただいた選手であっても、ドラフト終了後に『(選手が活躍できることに)自信がある』という話をさせていただきましたが、今年も(選手の)皆さんがすごく活躍できると自信があります。特に今年は育成契約の選手に対しても、僕もスカウトの方もすごく自信を持っているので、来年、再来年には支配下選手になってくれるんじゃないかと思っています。

これからいろいろな方と、サポートをしていきます。ご家族の皆さんも仙台に来た際は、楽天イーグルスが持っているホスピタリティをしっかりとお見せできると思うので、ぜひ仙台にいらしてください。

三木 肇監督 挨拶

おはようございます。監督の三木です。
選手の皆さんへ楽天イーグルスの入団ありがとうございます。そしておめでとうございます。またご家族の皆さま関係者の皆さま、ありがとうございます。
プロ野球の世界に入り、これからいろいろなことがあると思いますが、GMがおっしゃっていたように、これから同じ楽天イーグルスのユニフォームを着て、一緒に野球を『仕事』としてやるということで、家族同然のもう一つのチーム・家族になっていきます。
ここにいるメンバー、すでに家族ですし、一つになって強いチームを作り、選手みんなが活躍できるように頑張ってもらいたいと思います。
プロ野球選手になることは、(今日までは)みんなの目標だったかもしれませんが、これからは、この世界でトッププロ、トッププレイヤーを目指して頑張ってもらいたいと思います。
2月からは(春季)キャンプが始まりますが、それまでの期間、しっかり身体を鍛えて調整をして、2月1日に元気な姿でグラウンドにユニフォームを着て出てきてください。楽しみにしています。一緒に頑張りましょう。よろしくお願いします。

新入団選手コメント

入団会見を迎えた今の気持ち、アピールポイントをお聞かせください。

小深田選手:
はじめは正直(1位指名に)びっくりしたのですが、今は『やってやろう』という強い気持ちでいます。
自分のアピールポイントは足なので、どんどん走ってチャンスを作っていきたいと思っています。
黒川選手:
楽天イーグルスという素晴らしい球団に指名していただき、これからはプロとしての自覚を持った行動をとっていかないといけないという気持ちでおります。
自分のアピールポイントはバッティングと、目標に対してブレないメンタルだと思っているので、そこを注目してもらえたらいいと思います。よろしくお願いいたします。
津留﨑選手:
入団会見を受けて本当に身が引き締まる思いです。一つでも多くアウトをとってチームの勝利に貢献していきたいと思っています。
自分のアピールポイントは、打者ひとりひとりとしっかりと向き合って対戦できるところだと思うので、則本投手のような気迫あふれる投手を目指して頑張っていこうと思います。
武藤選手:
今この(入団会見の)舞台に立ち、この同期の人達は良き仲間でありライバルであると思いますので、一生懸命、皆で切磋琢磨して頑張れるようにしていきたいと思います。
自分のアピールポイントは、三拍子揃った走攻守だと思っているので、そこを磨いてこれからも頑張っていきたいと思います。
福森選手:
今この(入団)会見をやっていてプロ野球選手になったんだなという実感を得ました。
アピールポイントは、最速154km/hのまっすぐなので、力強いピッチングで打者を打ち取りたいと思います。
瀧中選手:
ついにこの日が来たなと感じております。先ほど三木監督からもありましたが、ここ(入団)はゴールではありませんので、トッププロを目指して一日一日頑張っていきたいと思います。
アピールポイントは、社会人で三年間、良いことも悪いこともいろんな経験をさせていただきました。それは全て自分にとってはプラスになっていると思いますので、その経験を生かして、得意であるインコースをどんどんついてプロの世界でも自分らしく戦っていきたいと思います。
水上選手:
今日こういう場を設けていただいて、より実感が湧いたという気持ちが一番です。小さいころからの夢であるプロ野球選手になり舞台に立てるということに期待でいっぱいです。
自分のアピールポイントは肩や配球だと思っているので、そこをしっかりアピールできるように頑張っていきたいと思います。
江川選手:
素晴らしい選手の方々と共に入団することができて、早く一緒に野球がしたい、いろいろなことを学びたい、という思いです。
自分のアピールポイントは肩の強さなのでワンプレーで試合の流れを変えるような選手になりたいと思います。よろしくおねがいします。
小峯選手:
小学校のころからプロの世界で野球がしたいと頑張ってきたので、まだ育成という立場ですが、しっかり支配下登録を目指し、これから頑張っていきたいと思います。
アピールポイントは、長身から投げおろすストレートに自信があるので、それで勝てる投手を目指して頑張っていきます。
山﨑選手:
楽天イーグルスという素晴らしい球団に拾ってもらったという感謝の気持ちでいっぱいです。
アピールポイントは、粘り強い打撃、相手ピッチャーに嫌がられるようなバッターになれるように頑張りたいと思います。
澤野選手:
育成という立場なのですが、この(プロ野球の)世界に足を踏み入れることができてとてもうれしい気持ちでいっぱいです。
自分のアピールポイントは、広角に長打を打てて、小技も使い、足も使える選手だと自分では思っているので、(プロに入っても)しっかり小技もできて、大きい打球を打てる選手を目指していこうと思います。

ライバルにしたい選手、対戦したい選手をお聞かせください。

小深田選手:
自分はショートを守っているので、楽天イーグルスの茂木選手をライバルにしたいと思っています。
対戦したい投手はパ・リーグの代表投手といえば、千賀選手(福岡ソフトバンク)だと思うので、千賀選手からヒットを打ちたいと思います。
黒川選手:
自分が対戦したい投手は人類最速のメジャーリーガーのチャップマン選手です。
津留﨑選手:
僕の対戦したい打者は大学時代にバッテリーを組んでた郡司選手(中日にドラフト4位で指名)です。理由は『津留﨑のすべてを知っているから絶対に打てる』と言われているので、対戦するまでに成長して、抑えられるように頑張りたいと思います。

今一番感謝を伝えたい人を教えてください。

武藤選手:
色々と感謝を伝えたい方はいるのですが、まずは両親に産んでくれてありがとうと伝えたいと思います。
福森選手:
両親に一番感謝をしたいです。わがままを聞いて、今まで野球をやらせてもらって、今ここに立てているのも両親のおかげなので、一番感謝をしたいです。
瀧中選手:
携わってくれた全ての方々に感謝をしたいと思います。その中でも特に、両親にはたくさん迷惑をかけましたし、改めてありがとうと伝えたいと思います。
水上選手:
自分も同じなのですが、野球を始めるきっかけを作ってくれた父に、自分の野球人生を支えてくれている母に、一番感謝したいと思っています。

目標とする5年後の姿をお聞かせください。

江川選手:
まずは支配下登録。そして一軍の試合で1年間通して出場すること。そして楽天イーグルスが日本一になる瞬間にマスクをかぶってられるような選手になりたいと思います。
小峯選手:
5年後は千賀選手(福岡ソフトバンク・育成出身)のように、チームの優勝に携われる投手になりたいと思います。
山﨑選手:
一軍で毎日試合に出て、チームに貢献できるような選手になりたいです。
澤野選手:
一軍にしっかり定着して毎年首位打者を狙えるような選手になれるように頑張りたいと思います。

これまで新入団選手のお話を聞いていかがでしょうか。

石井GM:
まあそこそこよかったと思います。津留﨑くんのように最初に『誰々のような』という主語があると記者の方が(記事を)書きやすいので、一番良い例かなと思ってます。
あとは、各選手『こうやって呼んでください』というのがあれば、(記事の)見出しにしやすいと思うので。
例えば『コブちゃんて呼んでください』とか言ってもらえれば、球団でも(例えば)『コブ締め』というグッズも作りやすいと思いました。いろいろとアピールをしていただきたいなと、(もちろん)言葉だけではなくプレーでもアピールしてくれたら嬉しいと思います。
記者:
新入団選手の皆さま、呼んでほしいニックネームをお答えいただけますでしょうか。
小深田選手:
自分は『コブちゃん』と呼んでいただけたら嬉しいです。
黒川選手:
僕も『クロちゃん』で。安田大サーカスと被らないようにしてほしいです。
津留﨑選手:
じゃあ僕も『ツルちゃん』で、お願いします。
武藤選手:
『むっちゃん』と呼んでください。よろしくお願いいたします。
福森選手:
自分は『フクちゃん』とか。あとお尻がおおきいのが特徴なので、それをとらえたニックネームでお願いします。
瀧中選手:
『タッキー』と呼んでください。お願いします。
水上選手:
『ケイちゃん』でお願いします。
江川選手:
江頭(2:50)さんみたいになるんですけど、『エガちゃん』でお願いします。
小峯選手:
自分はちょっと頭がでかいので、恩師にカボチャと呼ばれているので、『カボチャ』でお願いします。
山﨑選手:
下の名前の『まあき』か、『ハワイ』と呼んでもらえればすぐ反応します。
澤野選手:
自分の下の名前はきよはるなので、『キヨちゃん』でよろしくお願いします。
記者:
三木監督、新入団選手の皆さまのお話を伺っていかがですか。
三木監督:
じゃあ僕は(ニックネームは)『ミキちゃん』で、よろしくお願いします。
僕もそうでしたが、同期入団のこの11名は、切っても切れない最大の仲間になりますので、皆で切磋琢磨して、チームの力になれるように頑張ってもらいたいと思います。
この入団発表で話したことは、一生忘れないで、心に刻んで頑張ってください。僕も皆の話を聞いて、改めて両親に感謝しなきゃいけないと思いましたので、もう一度感謝の言葉をいいます。ありがとうございました、頑張ります。

プロでの長く活躍するための秘訣を石井GM、三木監督にお伺いします。

石井GM:
(秘訣は)特にないですが、自分の特徴をしっかり把握し、そこを伸ばせるようにしていくのが良いと思います。周りと(自分とは)成長のスピードが違うので、例え周囲が一歩二歩先を進んでいたとしても、しっかりと足元をみてやれる視野と、俯瞰的にみれる視野を持って、プロの世界でしっかりとやっていければいいと思います。
僕自身は(現役時代)そう思ってやってはいませんでしたが、今思えばそれをしっかりやっている人達が、成長していると思います。実体験ではありませんが、しっかりと計画性を持って、焦ることなく、自分を信じてやれている方が、プロの世界でも長く(活躍を)できています。
また、体をしっかりケアをすること。体が丈夫な人が一流選手なので、成長のスケジュールを考えて、自分でやることは大事だと思っています。
三木監督:
僕も生意気にそんなことを語れる選手ではなかったですが、野球人生を振り返ると、後悔というか、『もっとこうしておければよかったかな』と(プロを)やめてから気づくこともたくさんありました。(僕も)一生懸命頑張ってはいましたが、頑張り方(が大事)になるのかなと思います。
一つは、GMもおっしゃった通り、体が強いこと。若い選手が多いですが、食事をしっかりとる、トレーニングをして、野球の練習もしっかりやる。今まではアマチュアとしてやってきたと思いますが、今日からは野球が『仕事』となりますので、加えて『野球に対しどう向き合えるか』『自分とどう向き合えるか』ということが、ポイントになるかと思います。
プロ野球選手になった以上、野球の知識や技術、体力もそうですが、いろいろなことが求められるようになると思いますので、その中で勝ち取って欲しい。(今日は)スタートなのでそれを落とすことはしませんが、先程個々でアピールしてもらった長所を、しっかり帆に揚げて、頑張ってもらいたいと思います。
小深田 大翔 選手
黒川 史陽 選手
津留﨑 大成 選手
武藤 敦貴 選手
福森 耀真 選手
瀧中 瞭太 選手
水上 桂 選手
江川 侑斗 選手
小峯 新陸 選手
山﨑 真彰 選手
澤野 聖悠 選手

最後に目標を聞かせてください。

小深田 大翔 選手
小深田選手:
自分が内野手ですが、(楽天イーグルスは)鈴木大地選手が入ったりとすごく層が厚くなっていますので、まずはそこ(内野の定位置争い)の勝負に勝って開幕スタメンを勝ち取れるようにという思いでこの目標を書きました。
黒川 史陽 選手
黒川選手:
プロに入って一番の大きな目標は4割打者になるという、日本人がまだ達成していない大きな目標を持っています。楽天イーグルスの先輩は死に物狂いで練習を積み重ねてきていると思うのですが、自分もその先輩方に食らいつき、1年目から1日でも早く一軍に出場し、そして1年目で楽天スーパーポイントを30万ポイント稼げる選手になりたいと思います。(ホームの)ヒーローインタビューでは、1回10万ポイントもらえると聞いたので、1年目は3回ヒーローインタビューに選ばれるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
津留﨑 大成 選手
津留﨑選手
僕は千葉県出身で、仙台に来るのが初めてですが、本当に仙台の牛タンはとても美味しいとお伺いしてるので、その牛タンをたくさん食べて、先ほど三木監督、石井GMからもありましたように丈夫な体を作って、石井GMのような力のある球を投げれるように頑張りたいと思います。
記者:
ちなみに牛タンはもうお召しになりましたか?
津留﨑選手:
昨晩いただきましたが、関東では食べれないような、本当にこれ牛タンなんだってくらい美味しくて驚きました。
記者:
これから何人前ぐらい食べられそうですか。
津留﨑選手:
少し脂質が多いとも聞いていますので、あまり食べ過ぎずに適量を食べていきたいと思います。
武藤 敦貴 選手
武藤選手
今回ドラフトで指名いただいた中で、外野手(登録は)が私一人でした。(楽天イーグルスには)先輩方に辰己選手やオコエ選手でしたり、素晴らしい選手がいるので、その方たちに一日でも早く追いつき、頼れる外野手になれるように頑張りたいと思います。
福森 耀真 選手
福森選手:
1年間投げ続けると書きましたが、 怪我なく1年間投げる、自分は投げる体力には結構自信があるので、そこをアピールすることで、チャンスもたくさんももらえると思いますし、早く一軍に上がれると思い、この目標を書きました。
瀧中 瞭太 選手
瀧中選手:
どのような状況であってもどのような役割であっても負けないこと、結果を出し続けることを第一に目標としてあげたいと思います。(ヤンキースの)田中将大選手のような負けない投手、野手に頼られる信頼される投手を目指して頑張っていこうと思います。
水上 桂 選手
水上選手:
自分の中で捕手というポジションは試合の勝敗を決める大切なポジションだと思っています。小林誠司選手(巨人)や甲斐拓也選手(福岡ソフトバンク)のような、チームを勝たせられる捕手になりたいと思いましたので、『勝たせられる捕手』と書きました。
江川 侑斗 選手
江川選手:
1回から9回まで(捕手のポジションに)座り続けるためには、どの投手からも信頼を受けないといけないと思いますし、やはりどの投手からも『江川とバッテリーを組みたい』と言われるような選手になりたいと思います。
小峯 新陸 選手
小峯選手:
支配下登録にならないと一軍でプレーできないので、まずはそこを目標にして体作って頑張っていきたいと思います。
山﨑 真彰 選手
山﨑選手:
Hitting for average and Power,Speed,Armstrong and Fielding
その5つに秀でられるような選手になりたいと思います。
記者:
意味も教えていただけますでしょうか。
山﨑選手:
ミート力・パワー・走力・肩力・守備力、その5つ全てで一流だと言われるような選手になりたいです。
記者:
山﨑選手は英語がお得意ということですけれども、座右の銘を最後英語でお話しいただけますでしょうか。
山﨑選手:
Opening day every day mentality
『開幕試合の気持ちで毎日準備をする』というのが、座右の銘です。
澤野 聖悠 選手
澤野選手
自分がプロ野球の試合を見る時に、埼玉西武の森友哉選手や、福岡ソフトバンクの柳田選手の打席を見るのが楽しみでしたので、ファンの方が自分の打席をわくわくして、楽しみに待ってくれるような選手を目指して頑張っていきたいと思います。
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