2018/01/06 (土)
その他

星野仙一取締役副会長永眠に関して

星野仙一取締役副会長が2018年1月4日(木)午前5時25分に永眠されましたことをご報告いたします。
2016年7月に急性膵炎を発症したことをきっかけに膵臓癌であることが判明いたしました。その後、体調に波はあったものの仕事に支障をきたすことなく過ごしておりましたが、2017年12月末より病状が悪化し、息を引き取られました。最期は昼寝でもしているような安らかな表情でご家族に看取られて旅立たれました。

故人の意思とはいえ、大変お世話になった方々に対し、十分なご報告をせぬまま、この日を迎えてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。
人前では常に強気を貫いた「星野仙一」のスタイルを最後まで全うしようとしたことですので、何卒ご容赦ください。

息を引き取る直前まで「コーチ会議に出られるかな」と言っておりましたように、最後の最後まで野球に情熱を燃やし、野球に一生を捧げた星野副会長でした。
故人に代わり、今まで支えてくださった全ての皆さまに感謝申し上げます。

星野仙一さんとのお別れの場について

ファンの皆さまから、星野仙一さんとのお別れの場を設けてほしいというお言葉を多数いただいておりますことを受けまして、現在球団では、献花台の設置等も含め、お別れの会を検討中です。
詳細は決定次第、球団WEBサイトで発表いたします。

三木谷浩史 代表取締役会長 兼 オーナー コメント

星野仙一さんの早すぎる訃報に接し、深い悲しみにたえません。
星野さんにはイーグルスを創設する前からいろいろと相談に乗っていただきました。
監督就任を引き受けていただき、2013年に日本一を成し遂げ、そして常勝軍団への礎を築き上げていただき、本当に感謝の思いでいっぱいです。
野球の世界だけではなく、幅広い分野でご活躍され功績は語り尽くすことができません。
今はただただ心安らかにおやすみくださいと申し上げたいと思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

梨田昌孝監督 コメント

東北楽天ゴールデンイーグルスの精神的支柱でした。
想像もしていなかったので、ただただ驚いています。
現役時代から、リーグもポジションも違いましたが、大変可愛がっていただきました。
共通の知人も多かったですし、何かフィーリングが合ったのだと思います。
2001年、近鉄でリーグ優勝した際に星野副会長とお会いする機会があり、「ナシ、ええ顔しとるな。優勝監督はええ顔しとるな。次は俺もやったるぞ。」と仰り、見事、2003年に阪神を優勝に導かれました。

また、星野副会長が球場に入るだけで現場の空気がピーンと張り詰めるのが分かりました。
監督として、星野副会長に時々球場へお越しいただくだけで助かりましたし、昨シーズン終盤、優勝が厳しくなった際には、「何とか2位を目指して頑張れ」と励ましていただきました。
常に影で矢面に立ち、我々を支えてくださいました。

「星野仙一」の真似はできませんが、あの厳しさと威圧感を継承しながら、心新たに現場とフロントが一体となり戦ってまいります。

立花陽三 代表取締役社長 コメント

星野さんの突然の訃報に接し、残念で仕方がありません。
ご病気のことは2016年夏にお伺いしました。
そこからチームの闘いと同時に、病との闘いも始まりました。
しかし、星野さんは苦しい姿を周囲に一切見せず、チームを強くすることだけを考え闘ってくださいました。
その姿を見てきたからこそ、2017年は何としてでも優勝したかった。
先ほど、2018年は優勝することを星野さんと約束してきました。
監督・選手・スタッフ・職員一丸となって星野さんの夢を叶えたいと思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

岡島豪郎選手会長 コメント

突然のことで驚いています。
今の外野手としての自分があるのは、外野手転向を直訴した自分を我慢しながら使い続けてくださった監督のおかげです。
選手会長として、2013年以来の日本一となりご報告できるよう、チーム一丸となって戦ってまいります。

藤田一也選手 コメント

突然で言葉がありません。
今もこうして現役でプレーできているのは星野さんとの出会いがあったおかげです。
日本一になった時「ここまで来れたのは一也のおかげだ」と言っていただけたのがすごく嬉しかったです。
星野さんの勝負に対する厳しさ、野球へ取り組む姿勢を胸にここまでやってきましたので、これからもそれを続けていきたいです。

岸孝之選手 コメント

すごくびっくりしています。
FAの時、星野さんからいただいた「迷ったら前に進め」という言葉が今でも忘れられません。
まだ恩返しができていないので、今年、日本一という形で恩返しがしたいです。
ご冥福をお祈りいたします。

嶋基宏選手 コメント

信じられません。
今でも大きな声で「嶋!」と呼ばれるような気がします。
監督から教えていただいた「闘う姿勢」を忘れず、今年こそ東北を熱くします。
そして、いつか監督のような厳しさの中に愛情のある人間になりたいです。
ご冥福をお祈りいたします。

銀次選手 コメント

突然でびっくりしています。
星野さんのおかげで今の銀次があります。
自分も「星野仙一」のような男になりたいです。
昨年見せられなかった日本一を今年こそ奪回しますので見ていてください。

則本昂大選手 コメント

突然のことで驚きを隠せないです。
星野さんがいなければ、今の僕はないので、感謝しかありません。
ご冥福をお祈り申し上げます。

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