嶋基宏選手 ヒーローインタビュー
記者:延長11回決めたのはこの男!嶋基宏選手です!
やりましたね!
嶋:ありがとうございます!
記者:絶好の場面で回って来ましたね。お気持ちは強かったのではないですか?
嶋:前の打席でみなさん期待している所で三振してしまっていましたので、最後は自分が決めようと思い立ちました。
記者:打席に入る前に星野監督から何か言われてましたね。
嶋:よく覚えていないです。すいません。
記者:それくらい集中して打席に入れていたということですね。
嶋:そうですね。腹を決めて、監督の一言で心を決めて立つことが出来ました。
記者:フルカウントから粘って粘っていましたね、打席の中ではどんな思いだったのでしょうか?
嶋:前の満塁にしてくれたバッターの方々が良い集中力で繋いでくれていましたので、僕もそれに乗って必ず決めると、そういう思ういでした。
記者:打球が抜けた瞬間はどんな思いでしたか?
嶋:言葉に表せないくらい最高です。
記者:田中投手の悔しさといのも晴らしましたね。
嶋:本当は1-0で勝って皆さんが8時半くらいに帰って美味しいお酒を飲める所を1時間遅くなってしまったので、気を付けて帰ってまた明日から仕事頑張ってください!
記者:昨日の勝利といい、今日のサヨナラ勝利と本当に大きな勝利ですね!
嶋:交流戦あと少しになりましたので、優勝するチャンスが残っていますので全員で力を合わせて優勝を目指してしっかり頑張りたいと思います!
記者:最後はこの勝利をみんなで分かちあいましょう!3・2・1・・・
嶋:スタジアム:バーーーーンっ!
星野仙一監督 試合終了後記者会見
記者:今シーズン初のサヨナラ勝利でした。
監督:サヨナラ(勝利)は初めてだからね。12回も考えていたけどね。
記者:サヨナラの場面、打席に向かう嶋に何と声を掛けたのですか?
監督:内緒(笑)。お願いだから打って(笑)。
記者:延長11回裏はベンチの一体感がありましたね。
監督:一体感がここでなかったらダメだよね。今までこういう場面になって欠けていた方だからね。出てあたり前。嶋はその前に打っていればよかったけどね。まあ良い当たりをしたよね。
記者:最終回に追い付かれての延長戦でした。
監督:バッテリーがもう少し考えないといけないよね。そんなに甘くないよね。勿体ないことをしたよ。あそこまで良く投げてくれたけどね。
記者:先発の田中投手はいかがでしたか?
監督:まあまあかな。先頭打者を出し過ぎだね。その後をビシッと抑えてはいたけど。ああいうところは丁寧にいかないとね。勿体ないよね。
記者:田中投手が登板している試合で貯金を作っていますね。
監督:ありがたい話だね(笑)。「お前は1つも負けるな!登板(試合)は勝てと!」ね。まあピッチャーが少し頑張ってきたかな。こういうところで勝ちにつながってきているね。
記者:ラズナー投手が延長戦に入って2回を素晴らしいピッチングで抑えましたね。
監督:素晴らしいね。頑張ってくれたね。
記者:9回で勝ちたい試合でしたが、延長戦での勝利でした。
監督:あのまま(9回で)終わって欲しかったけど、甘くないし、相手のピッチャーも良かったね。勝てて良かった、ということだね。
記者:交流戦の首位をキープです。
監督:全くそんなことを考えていない。目の前のゲームを勝つだけという意識だよ。