10/4 ライオンズ戦 レポート
楽天イーグルスは打線が振るわず、連勝3でストップ。3位ホークスとのゲーム差は「1」のまま。
先発ラズナーが初回に中村に46号2ランを浴びて先制を許すと、1点差の6回には中島に22号2ランを許してリードを広げられてしまった。楽天は終盤の8回にも中継ぎ陣が捕まり痛い失点。大きく突き放されてしまった。
一方の打線は、ライオンズのエース涌井の緩急を駆使した投球に翻弄される。8回に山崎武が39号ソロを放ち意地を見せるも、反撃はここまで。完投を許し、ハーラー単独トップとなる16勝目を献上。今季ライオンズとの対戦を終え、12勝12敗の五分となった。
野村克也監督 試合後記者会見
記者:今日は試合の流れを掴めませんでした。
野村:予想通りじゃん。相手は涌井。ウチはラズナー。先制点を取らなきゃいけないのに、2アウトから簡単にやってしまう。
ラズナーは、ホームランの配給王だろ。登板した試合は殆どホームランを打たれる。何でなんだろう? ホームランを打ってきた側とすれば、簡単に打てるもんじゃないと思ってるんだけど。ラズナーの大きな課題だ。ヤンキースのローテーションピッチャーだったんだろ? メジャーも落ちたね。
記者:攻撃では、6回にリンデンとセギノールの後にもう一本欲しかったですね。
野村:あれだけだね、攻撃は。
リンデンは見逃し三振が多い。データが相手に行き渡ってるんだろ? (カウントが)追い込まれて見逃しで帰ってくる事が多い。変化球をマークしてて、裏をかかれてドーンと真っ直ぐ。同じことを繰り返している。駆け引きが下手。ポーカー(ゲーム)の国で育ってるんだろう? ポーカーは駆け引きと騙しあいだ。
記者:レギュラーシーズンは残り1週間となってきました。
野村:願いはここ(Kスタ宮城)でクライマックスシリーズをやりたい。それだけを目標にやってます。
今日、ソフトバンクはどうなったの?
記者:負けましたので、2位マジックが「4」になりました。
野村:ソフトバンクは残り何試合?
記者:今日終わった時点で2試合です。オリックス戦と楽天戦です。
野村:これは何としても踏ん張って取らなきゃな。