本日、藪恵壹選手の入団記者会見がクリネックススタジアム宮城で行なわれました。
藪選手は経験を積み重ねてきたベテラン選手らしく、堂々たる受け答えで記者からの質疑応答に応えていたのが印象的でした。「自分はピッチャーなので、投げるということに関しては誰にも負けたくないです」と秘めた想いを力強く語ってくれました。

以下、記者会見の一部になります。

米田球団代表のコメント

7月29日、7月30日に泉の方でテストを行いました。30日に採用ということを決定し、31日に藪選手と契約を行い、支配下登録を済ませました。
球団としては技術的にも高評価をしております。監督、コーチ、編成からも「ストレートに勢いがあり、変化球もキレがあり、十分の戦える能力がある」と報告があり、中継ぎ・セットアッパーとして大きな期待をしています。
また、藪選手は海外でプレーするなど豊富な経歴を積んでますので、若手、中堅どころの選手達へ有益な形で持っている経験を伝えて欲しいという思いがあります。
また、今のチーム状況から浮上するきっかけとしても大きな期待をしています。

藪恵壹選手のコメント

記者：楽天イーグルスへ入団した感想を教えてください。
藪：6年振りに日本に帰ってこれて、このようなチャンスを与えてくれた球団に感謝しています。

記者：楽天イーグルスというチームの印象は？
藪：私が2005年に海外へ出たのと同じくして球団が創立されましたので、まだまだ若いチームだと思います。これから伸びていくチームだと思うし、その一つの力になれればと思います。

記者：ご自身の持ち味を教えてください。
藪：どこまでやれるか分からないですし、これからどんな難しいことがあるのか分かりませんが、自分はピッチャーなので、投げるということに関しては誰にも負けたくないと思っています。マウンドでは無心で投げていきたいと思う。

記者：若い選手達に伝えたいことは？
藪：若い選手が多いので、なかなか自分に声をかけづらいかもしれないので、私の方から声をかけるように輪の中に入っていきたいと思います。

記者：パ・リーグにはどんな印象を持っていますか。
藪：パワーヒッターが多い印象があります。また、打席に入らず走塁もないですから、ピッチャーとして専念できるので、思う存分やりたいです。

記者：楽天イーグルスでは山崎武司選手と同級生になりますよね。
藪：彼の魅力はホームランで、昨年の数字を見てもまだまだ老け込んでません。（野球選手は）年齢ではないということを（2人で）見せつけたいですね。