2009/11/11 (水)
チーム

マーティー・ブラウン監督 就任会見

マーティー・ブラウン監督就任会見
左から楽天野球団取締役副社長 池田敦司 マーティー・ブラウン監督 楽天野球団取締役代表 米田純

 

本日、仙台市内で、マーティー・ブラウン監督の就任記者会見を行いました。
一部、その模様をお伝えいたします。

楽天野球団 取締役副社長 池田敦司

楽天野球団 取締役副社長 池田敦司 本日、マーティー・ブラウン氏と正式に契約手続きを行い、楽天イーグルスの監督に就任することになりましたので、発表させていただきます。

今シーズン、楽天イーグルスは2位という結果で躍進を果たしましたが、来シーズンからは常に優勝を狙える常勝軍団を目指す中、ブラウン監督に指揮を執っていただき、さらなる強いチーム作りを行っていきたいと考えています。

今後も中期的ビジョンに基づき、強いチームを作っていきたいと考えていますので、ファンの皆様におかれましては、今まで以上にご声援をよろしくお願い申し上げます。

なお、ブラウン監督の背番号は「81」になりました。監督のラッキーナンバーである「8」を取り、シーズン81勝を目指すという意味もあります。

マーティー・ブラウン監督

マーティー・ブラウン監督 今回、楽天イーグルスの監督というポジションを与えて頂き、感謝しています。今年はアップダウンがあった年でしたが、また頑張っていこうという気持ちでいっぱいです。

私の役割は今年、好成績を残した楽天イーグルスを常勝チームにすることです。選手・スタッフ・ファンの皆さんと共に勝利を掴めるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。

マーティー・ブラウン監督 プロフィール

氏名
マーティー・ブラウン(Marty Brown)
生年月日
1963年1月23日生
身長/体重
183cm/96kg
投打
右投右打
出身地
アメリカ合衆国 オクラホマ州 ロートン
球歴
ジョージア大 - 1988年 シンシナティ・レッズ - 1990年 ボルチモア・オリオールズ - 1992年 広島カープ

選手成績

年度 球団 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 四球 敬遠 死球 三振 併殺打 打率 出塁率
1988 CIN 10 17 16 0 3 1 0 0 4 2 0 1 0 0 2 0 .188 .235
1989 16 35 30 2 5 1 0 0 6 4 0 4 0 0 9 0 .167 .257
1990 BAL 9 16 15 1 3 0 0 0 3 0 0 1 0 0 7 1 .200 .250
1992 広島 109 427 386 37 90 22 1 19 171 68 2 38 1 3 93 4 .233 .307
1993 120 465 428 60 118 21 2 27 224 83 1 30 3 3 106 13 .276 .325
1994 28 113 104 11 27 4 1 4 45 14 1 7 0 1 19 6 .260 .310
MLB:3年 35 68 61 3 11 2 0 0 13 6 0 6 0 0 18 1 .180 .250
NPB:3年 257 1005 918 108 235 47 4 50 440 165 4 75 4 7 218 23 .256 .316

監督在籍時成績

年度 球団 順位 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差 チーム本塁打 チーム打率 チーム防御率
2006 広島 5位 146 62 79 5 .440 25 127 .266 3.96
2007 5位 144 60 82 2 .423 19.5 132 .263 4.22
2008 4位 144 69 70 5 .496 14 100 .271 3.78
2009 5位 144 65 75 4 .464 27 101 .245 3.59
通算 578 256 306 16 .456 - - - -
記者会見

マーティー・ブラウン監督 記者:監督要請を受けた理由を教えてください。
ブラウン:広島監督時代から楽天イーグルスを見てきたが、毎年良くなっているという意識で見ていた。チームが考える方針に賛同し、チームと同じ方向に向かって戦っていきたいと思ったので(監督要請を)引き受けた。将来が楽しみなチームだし、今まで以上の情熱を持ってやっていきたい。

記者:今シーズンの戦い方をどう見ていましたか。
ブラウン:楽天イーグルスは能力のある選手が多く、今年はいいシーズンだった。能力を持った選手は多いが、まだまだ成長過程で、それをトップまで導くことが重要だと思ってるので、選手と一体となってやっていきたい。

記者:楽天イーグルスが優勝するためには何が必要となってくるのでしょうか。
ブラウン:明日からコーチ達とチームの戦力を客観的に見て、選手達の能力を把握し、プランを立てていきたい。後はフロントと意見交換を行いながら模索して、チームを正しい方向へもっていきたい。

記者:ブラウン監督が目指す野球を教えてください。
ブラウン:一番重要なのは、ブラウン式とか言う前に、選手の資質を把握し、その能力を発揮させてチームを勝利に導くことだと思うので、そこを重点的に取り組んでいきたい。

マーティー・ブラウン監督 記者:知っている選手はいますか。
ブラウン:選手個々の能力が高いことは分かっている。目標を達成するために重要なことは「チーム力」だ。私の監督としてのポリシーは、ユニフォームの背中を見るのでなく(自分のためでなく)、(ユニフォームの胸の部分に記載されている)チームのためにプレーをするということだ。今年、楽天イーグルスが2位となりクライマックスシリーズへ行けたのは、選手達に能力があったということもあるけど、チームが一体となって戦った結果だと思う。チーム力を大切にして、優勝を目指していきたい。

記者:ブラウン監督といえば、「ベース投げ」のパフォーマンスが有名ですが、楽天イーグルスでもやるのですか。
ブラウン:ゲームの主役は私ではなく選手達だ。特定のアクションがクローズアップされるべきではないと思っている。自分の仕事は選手をバックアップすることなので、時に自分が立ち上がらなければいけないこともある。自分のスタイルは情熱を持って積極的に取り組むことなので、それは続けていくつもりだ。

記者:4年間、広島監督時代の経験をどう活かしていこうと考えていますか。
ブラウン:広島監督時代は文化の違いを感じることもあり、その中で、アメリカ式でいくのか、日本式でいくのかと悩んだ時期もあった。でも、今はアメリカ式、日本式ということではなく、過去の経験を活かして「イーグルス ウェイ(eagles way)」と言うべきものを確立していくことが大事だと考えている。

マーティー・ブラウン監督 記者:ご自身の性格を分析すると?また、監督として大切なことはなんだと思いますか。
ブラウン:楽しむことが重要で、野球において楽しむことは勝つことだと思っている。負けたら楽しくないからね。野球は人生で一番大事なものだから、野球の試合では勝ちたいと思ってる。
監督はコミュニケーションが大切だ。選手、スタッフと話すだけでなく、心理状況を考えたり、体調を観察することもコミュニケーションの一部だと考えている。また、選手達が同じ方向へ向かうようにリーダーシップを発揮すること。この2つが監督は大切だと思う。

記者:好成績のチームと、野村監督の後を受け継ぐことをどのように感じられていますか。
ブラウン:野村監督は野球人として尊敬しているし、チームを2位に導くなど素晴らしい監督だと思っている。その方から引き継ぐことは大変光栄なことだ。(野村前監督とは)色々やり方は違うかもしれないが、野村監督よりはベースを遠くに飛ばせるかな(笑)

記者:具体的に目指す野球を教えてください。
ブラウン:楽天イーグルスの投手陣はパリーグでも1・2を争う選手達が揃っていると思う。その選手達が良いパフォーマンスを出せるように失点を防ぐ中で得点することがキーになる。ただ、ピッチング、ディフェンス、オフェンスといった要素を一つに絞るのではなく、全ての分野を活かさなければ、今の野球は勝ちに結びつかないと思うので、どれか一つを前面に出すということは難しい。

記者:仙台のファンへメッセージをお願いします。
ブラウン:球場は綺麗だし、ファンは熱狂的で、広島時代から仙台へ来ることは楽しみでした。来季、Kスタ宮城でお会いして、ファンの皆さんを盛り上げていけるように頑張っていきたい。

 

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