2015/02/12 (木)
チーム

【春季キャンプレポート】2/11(水)新キャプテンのリーダーシップ

フジ・コーポレーション スプリングキャンプ 2015

・天気:曇り/雨
・気温:17℃
・風速:1.9m/s
・観客数:700人
・報道数:50人

久米島キャンプ11日目は、快晴に恵まれ、風も弱く、昨日の休日を除けば最高の天候となった。青空が広がる最高の天候の中で、各選手が気持ち良く汗を流した。

第3クールの初日、そして最終日の前日となったこの日の練習では、実戦に則した細かい練習メニューが組まれた。投内連携を終えると、前進守備・後進守備などの内野のフォーメーションを確認。シートノックを行った後は、ケース打撃を実施。アウトカウント・ランナーの状況に応じた打撃と守備の確認に多くの時間を割いた。また、ランチ特打には、サンチェス選手・ウィーラー選手・銀次選手が参加。青空に白球が何度も高く舞い上がった。サンチェス選手は「これまでアメリカではまだキャンプ前の時期なので、それを考えれば非常に早いぐらい順調なペース」と気持ち良さそうに汗を拭った。ウィーラー選手も快音を連発。ケース打撃ではホームランを叩き込むなど、徐々にペースを上げて来た。そして、投手陣では全投手がブルペン入り。明日の最終日の紅白戦に登板する投手が多くいるため調整に余念がなかった。安樂智大選手は、全投手がブルペンを立ち去った後に投球開始。落ち着いた環境下で、力まずに投げさせるための首脳陣の配慮だった。

順調に進んでいる久米島キャンプの中で、最もチームを盛り上げているのが嶋基宏選手。新たにキャプテンに就任した選手会の会長は、抜群のリーダーシップでチームを牽引する。グラウンドで、ブルペンで、常に大きな声でチームを盛り上げる。藤田一也選手は、「自分のことより、チームのこと・ファンのことを考える人。だから先輩も後輩も付いてくる」と話す。松井稼頭央選手は「この若さで立場・状況を考えて動いる。プロ野球22年間の中でこれだけの選手を見たことがない」と絶賛する。嶋基宏選手は、昨年のチーム状況をこう振り返る。「昨年、オープン戦で凄く良くて、開幕も3つ勝てて(3連勝)今年も行けるんじゃないか、ある程度行けるだろうと、僕自身も、チームとしてもスキが生まれました。ちょっと最初に点を取られるとキツイな、とか、僕自身もそう思ったことがありました。そういうことが積み重なって最下位になってしまったと思います。今年はどんな状況でもチーム全員で闘っていくことが大事だと思います」。

新キャプテンを中心に、厳しく、活気に溢れた久米島キャンプは、最終日を迎える。

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