本日、セントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー!サヨナラ賞」(協賛:スカパーJSAT株式会社)の9月度受賞選手が発表され、松井稼頭央選手が受賞いたしました。
松井選手は、9月8日(月)コボスタ宮城にて行われたオリックス戦で、3対4で迎えた9回裏、無死走者一塁の場面でレフトポール際への逆転サヨナラ本塁打を放ちました。
この回の楽天イーグルスの攻撃は、先頭打者の島内選手が内野安打で出塁。7回裏の好機では三振を喫していた松井選手が初球を叩き、自身通算12本目のサヨナラ打(サヨナラ本塁打は5本目)を記録しました。
松井選手の本賞受賞は、2012年9月度以来、2度目となります。
記者:受賞した率直な気持ちを教えてください。
松井:この賞をいただいて嬉しいですし、サヨナラはなかなか出るものではないので、嬉しい賞ですね。
記者:9月8日のオリックス戦は平野投手から逆転サヨナラホームランで決めました。
松井:まさかサヨナラで決めるとは思っていなかったので、あれだけの投手から逆方向に打って自信になりました。
記者:今年は日米通算2500安打も達成しました。
松井:そうですね。球場の雰囲気、ファンの後押しで打たせてもらうものなので。ファンの力が大きいですね。
記者:サヨナラの場面で打席に向かう時にはどのようなことを考えていますか?
松井:何を考えているのだろう?(笑)僕が教えて欲しいぐらいです。
記者:9月のチームの勢いをどのように感じていますか?
松井:貢献して勝ちたいと思っている中で、投手・野手が一つになって9月に良い形になりました。
記者:9月には星野監督の退任も発表されました。
松井:(発表された)その時は何も考えられなくて。選手の責任でもあるので、残り試合、1つでも順位を上げていきたいと思っていました。この位置にいるのは悔しい、寂しい。
記者:特に後半戦で好調な理由は何でしょうか?
松井:結果的には夏場から後半に1番を打たせてもらって非常に良いモチベーションになりました。
月間「スカパー!サヨナラ賞」は、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手に贈られる賞として2012年シーズンから制定さ れました。スカパー!は、2006年シーズンから「プロ野球セ・パ両リーグ公式戦全試合、プレイボールからゲームセットまで放送」(※トッ プ&リレー、録画放送を含む)を掲げており、「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最 大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛しています。また、同様の趣旨のもと2009年シーズンか ら、レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打を放った選手に贈られる賞として「スカパー!ドラマティック・ サヨナラ賞 年間大賞」を制定しています。