本日、7月度の「日本生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグ投手部門から田中将大選手が受賞いたしましたので、お知らせいたします。
5月、6月の受賞に続き、3ヶ月連続での受賞となりました。
田中投手は7月度4試合に登板し、リーグトップの4勝をあげました。防御率(0.77)、完投数(3)もリーグトップ、投球回(35)はリーグ2位の成績を残しました。7月の4勝で開幕からの連勝記録を14に伸ばしました。自身10度目の月間MVPは、パ・リーグではイチロー選手(オリックス)に並びトップタイの回数となり、3カ月連続受賞はリーグ史上初めてで、年間3度受賞は2011年の田中投手以来、パ・リーグで2度目となりました。
記者:受賞して今の率直な気持ちを教えてください。
田中:投げた試合でしっかり勝つことが出来て、チームの良い流れに乗りながら投げることが出来ました。
記者:パ・リーグ史上初となる3ヶ月連続の受賞、10度目の受賞となりました。
田中:僕一人の力ではなく、チーム全体の賞だと思います。これだけ積み重ねて嬉しい気持ちと、3ヶ月連続はパ・リーグ初ですからね。
記者:7月は4試合に登板して、3完投を含む4勝0敗、防御率0.77でした。
田中:3完投をすることが出来て、長いイニングをしっかり投げながら、リリーフを休ませることが出来て良かったです。
記者:夏場を迎えて状態が上がって来ましたか?
田中:状態というより、体調が良くなったということでしょうね。気温が高いほうが体が動くので、それに応じてパフォーマンスが上がってきたと思います。
記者:7月の試合の中では、26日の千葉ロッテ戦が苦しい試合でした。
田中:2点取られましたが、7・8・9回と3人で抑えることができたので、野手の方にああいう(サヨナラの)場面を作っていただき感謝しています。あの試合は、ファンがスタジアムで良い雰囲気を作ってくれました。ファンと一体になって勝つことが出来た試合でしたね。
記者:次回の登板では16連勝に挑みます。
田中:そういった期待をされていることは分かっていますし、記録がかかる試合ですが、試合に臨むのは一緒です。自分のやるべきことをいつも通り、しっかりやるべきことをやるのは変わらないです。
記者:最後に今後の意気込みをお願いします。
田中:投手陣がしっかり投げれば勝つ確率が上がるので、投手陣で一体となって粘って投げていきたいです。
日付 | 対戦チーム | 試合結果 | 登板 | 投手結果 | 投球回数 | 打者 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
7月26日 | 千葉ロッテ | ○ | 先発 | ○ | 9 | 33 | 5 | 2 | 2 | 1 | 0 | 2 | 2 | 1.28 |
7月16日 | オリックス | ○ | 先発 | ○ | 9 | 32 | 5 | 0 | 8 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1.22 |
7月9日 | 北海道日本ハム | ○ | 先発 | ○ | 9 | 31 | 4 | 0 | 7 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.24 |
7月2日 | 千葉ロッテ | ○ | 先発 | ○ | 8 | 33 | 9 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.35 |
月 | 試合数 | 勝敗 | 敗数 | 勝率 | 先発数 | 完投数 | 完封数 | 無四球完投 | 投球回数 | 打者 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
7月 | 4 | 4 | 0 | 1.000 | 4 | 3 | 1 | 0 | 35 | 129 | 23 | 2 | 23 | 3 | 1 | 3 | 3 | 0.77 |