2012/07/24 (火)
その他

立花陽三代表取締役社長 就任のお知らせ

立花陽三代表取締役社長 就任のお知らせ

7月31日をもちまして、島田亨が代表取締役社長 オーナーを退任し、8月1日付で、新たに立花陽三が代表取締役社長に就任いたします。なお、オーナーには三木谷浩史代表取締役会長が就任し、島田は引き続き取締役を務めます。

島田亨からファンの皆さまへ

■三木谷浩史 代表取締役会長

2005年の楽天野球団創設以来、球団を引っ張ってきてくれました島田社長の海外赴任に伴い、8月1日より新しい代表取締役社長として立花陽三さんをお迎えすることになりました。立花さんはビジネスの第一線で活躍されていただけではなく、自身もスポーツマンである、球団社長にふさわしい方です。さらなる事業の成長と強いチームを作ることによって、ファンの皆さまからの強い期待に応えていける球団経営をしていってもらえればと思います。今後も東北楽天ゴールデンイーグルスへのご声援をよろしくお願いいたします。

■立花陽三 代表取締役社長

8月1日付で楽天野球団代表取締役社長に就任することになりました。私は1971年生まれで41歳になります。これまでは証券会社に勤め、ご縁があって三木谷さん・島田さんからお話をいただきました。とても光栄に思います。スポーツが大好きで、学生時代はラグビー中心の生活をしてまいりました。ファンの皆さま、監督・コーチ・選手・球団スタッフと、「ともに、前へ。」進んで行きたいと強く思っています。今後とも、何卒よろしくお願いします。

立花陽三代表取締役社長 就任のお知らせ
立花陽三代表取締役社長 就任のお知らせ

■記者会見

記者会見

記者会見

記者:島田社長にお伺いします。球団創設から楽天野球団を支えられておりましたが、その中で1番の思い出は何ですか?
島田:1番というと1つだけになってしまうのですが、実はいっぱいあります。順不同になりますけれども、まずは、初年度の千葉ロッテ戦2戦目で0-26で負けたことですね。どう表現したらいいかわからない気持ちになりながら、先が明るいような真っ暗のようなよくわからない、そんな気持ちになりながら観ていたことが鮮明に残っています。2つ目は、我々の球団は若い球団ではあったのですが、大物の監督にお越しいただく機会に大変恵まれまして、野村監督と過ごした期間というのは色々な意味で大変勉強させていただいたと思っております。それから、ドラフトでマー君を引いたこと。個人的には、もしかしたら7年半で自分が成し遂げたといいますか偶然なんですけども(笑)、1番大きな仕事だったのではないかなと思っています。それから最後に、2009年のクライマックスシリーズ進出。大変おめでたいと思っております。

記者:退任されるにあたり、やり残したことはありますか?
島田:それはやはり優勝を経験できなかったと。これが1番大きなことだと思っております。これに尽きます。

記者:お隣の立花新社長に取り組んでもらいたいことはありますか?
島田:41歳ということで、エネルギーに満ち溢れていると思っています。それから、分野は違いますが、私と違ってスポーツを自らやってきた方ですから、こよなくスポーツを愛しておりますし、私が道半ばにしてしまったところを綺麗にする。まずは日本一を達成する。そして、仙台・宮城・東北・日本国中から愛されるチーム作りを実現してもらう。そして結果的に事業の黒字化をして、日本プロ野球で健全経営ができるということを証明してもらいたいです。

記者:立花新社長にお伺いします。外から見てきた楽天イーグルスの印象を教えてください。
立花:とにかく東北のファンの方々に愛されている。そういうチームだなと強く思っております。あとは非常に若い選手が活躍している活気があるチームではないかと思っております。

記者:ラグビー部のコーチとして日本一に導いたとお聞きしました。競技は違いますが、その経験をどのように生かしたいですか?
立花:私が大学ラグビーのコーチをやらさせていただいていた時に、チームが日本一になったという本当に良い経験をさせていただきました。今日、星野監督とお話をさせていただいた時に「ラグビーの闘争心は非常に素晴らしい」とお言葉をいただきました。その言葉を聞いて、私の闘争心というものをチーム・会社にお送りすれば良いかなと。日本一の経験というものはチームのモメンタムであったり、そういったところに現れると思うので、是非使わせていただければと考えております。

記者:社長に就任して取り組みたいことは教えてください。
立花:まずは現状の認識というものがまだできておりませんので、現状を把握した上で島田社長から引き継いだものをより良いものにして、良いチーム・良い会社にしてきたいと思っております。

■立花陽三(たちばな ようぞう)プロフィール

立花陽三(たちばな ようぞう)

生年月日
1971年1月10日生 (41歳)

出身地
東京都

経歴
1990年:慶應義塾大学総合政策学部入学
1994年:同大学卒業
1994年:ソロモンブラザーズ証券会社入社
その後、ゴールドマン・サックス証券株式会社を経て、
2010年:メリルリンチ日本証券株式会社入社 
債券営業統括本部長として活躍
2011年:同社常務執行役員に就任

現在に至る

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