2011/12/27 (火)
チーム

【「がんばろう東北」レポート(5)】0429第三の開幕戦@Kスタ宮城

がんばろう東北

特別な年となった2011年を写真と共に振り返ります。

楽天イーグルスは、選手が着用するユニフォームに「がんばろう東北」のワッペンを付けて、各種支援活動を行っています。「がんばろう東北」とは、甚大な被災に見舞われた東北地方の復興を支援するにあたり、支援活動の象徴となるスローガンです。

今後も楽天イーグルスでは、「がんばろう東北」を合言葉に出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。

2011年4月29日(金・祝)

東北楽天ゴールデンイーグルス

待ち望んだ本拠地・仙台でのホーム開幕戦。「貯金を作って仙台に帰る」という公約を7勝6敗で果たしたチームは、「第三の開幕」となったオリックス戦に勝利。日本製紙クリネックススタジアム宮城に集まった20,613人のファンと共に、勝利の歓喜に沸きました。

4月12日のシーズン開幕戦(QVCマリン)、4月15日の主催ゲーム開幕戦(甲子園)に続く、「第三の開幕」となった本拠地・仙台での開幕戦。負けられないプレッシャーの中、ファンの声援が後押しとなり、チーム一丸となって闘いました。

打線は、2回裏に5安打を集中。中村真人選手・聖澤諒選手のタイムリーで3点を先制しました。先発の田中将大選手は、138球の熱投。終盤の相次ぐピンチでも「絶対に0点に抑えてやる」という強い気持ちで投げ抜きました。「ウイニングボールよこせよ」、前日の星野監督との公約を果たし自らボールを手渡しました。

昨年9月29日以来、212日ぶりに行われた「我が家」での試合。9回表2アウトから沸き起こった「マサヒロコール」とスタンドを一周埋め尽くした白いジェット風船。マウンドにいた田中選手に「投げ終わるのがもったいない」と思わせた光景は、ホームの地の利の象徴でした。

Baseball was back in Tohoku!
仙台に、宮城に、東北に野球が帰ってきました。

○楽天イーグルス3-1オリックス・バファローズ

■スタジアム外周

【「がんばろう東北」レポート(5)】0429第三の開幕戦@Kスタ宮城
復旧工事を終えて開幕を迎えた日本製紙クリネックススタジアム宮城

復旧工事を終えて開幕を迎えた日本製紙クリネックススタジアム宮城

「がんばろう東北」ワッペンのユニフォーム圧着サービス
【「がんばろう東北」レポート(5)】0429第三の開幕戦@Kスタ宮城

「がんばろう東北」ワッペンのユニフォーム圧着サービス

「ブランケット」女性限定来場者プレゼント

「ブランケット」女性限定来場者プレゼント

「イーグルスキャップ」お子様限定来場者プレゼント

「イーグルスキャップ」お子様限定来場者プレゼント

開場を待ちわびるファン
開場を待ちわびるファン

開場を待ちわびるファン

開場を待ちわびるファン
開場を待ちわびるファン

各界からの激励メッセージ

■試合前セレモニー

星野監督が挨拶
星野監督が挨拶

「ようやくみなさんのところに帰って来ることが出来ました」 試合前に星野監督が挨拶

試合前の黙祷
試合前の黙祷

試合前の黙祷

さとう宗幸さんによる国歌斉唱

さとう宗幸さんによる国歌斉唱

ゴルフ界の期待の星・松山英樹さんによる始球式

ゴルフ界の期待の星・松山英樹さんによる始球式

■試合中

212日ぶりのKスタ宮城での試合に来場したファンは20,613人
212日ぶりのKスタ宮城での試合に来場したファンは20,613人

212日ぶりのKスタ宮城での試合に来場したファンは20,613人

ファンの大声援をバックに力投を続ける田中将大選手
ファンの大声援をバックに力投を続ける田中将大選手人

ファンの大声援をバックに力投を続ける田中将大選手

Kスタ宮城に乱入したMr.カラスコ

Kスタ宮城に乱入したMr.カラスコ

先制タイムリーの中村真人選手

先制タイムリーの中村真人選手

「マサヒロ」コールを受けながら最後の打者はピッチャーゴロ
「マサヒロ」コールを受けながら最後の打者はピッチャーゴロ

「マサヒロ」コールを受けながら最後の打者はピッチャーゴロ

「第三の開幕戦」を制してKスタ宮城に訪れた歓喜
「第三の開幕戦」を制してKスタ宮城に訪れた歓喜

「第三の開幕戦」を制してKスタ宮城に訪れた歓喜

試合後のコメント
【「がんばろう東北」レポート(5)】0429第三の開幕戦@Kスタ宮城
【「がんばろう東北」レポート(5)】0429第三の開幕戦@Kスタ宮城

星野仙一監督

選手たちがよく耐えてくれた。ようやく今日がきたかと。こういう環境下で勝った1勝ですからね。今日、3つ目の開幕でウイニングボールをもらって、野球人生に残る1勝でしょう。

田中将大選手

この日を待ちわびていました。今日は特別な試合になるという準備をして、この日を迎えることが出来ました。ファンのみなさんと一つになって勝つことが出来ました。球場に駆けつけてくれたファンの声援、特に9回の”マサヒロコール”は力をもらいました。

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■試合終了後

嶋基宏選手会長のスピーチ

嶋基宏選手会長のスピーチ

全員で場内一周

全員で場内一周

■嶋基宏選手 試合後スピーチ内容

嶋基宏選手

本日は、このような状況の中、Kスタ宮城に足を運んでいただき、またテレビ・ラジオを通じてご覧頂き、誠にありがとうございます。この球場に来ることが簡単ではなかった方、ここに来たくても来られなかった方も大勢いらっしゃったかと思います・・・。

地震が起った時、僕たちは兵庫県にいました。遠方の地から家族ともなかなか連絡が取れず、不安な気持ちを抱きながら全国各地を転戦していました。報道を通じて被害状況が明らかになっていくにつれて、僕たちもどんどん暗くなっていきました。その時のことを考えると、今日、ここKスタ宮城で試合を開催できたことが信じられません・・・。

震災後、選手みんなで「自分達に何が出来るか?」「自分達は何をすべきか?」を議論して、考えぬき、東北の地に戻れる日を待ち続けました。そして開幕5日前、選手みんなで初めて仙台に戻ってきました。変わり果てたこの東北の地を「目」と「心」にしっかりと刻み、「遅れて申し訳ない」と言う気持ちで避難所を訪問したところ、皆さんから「おかえりなさい」「私たちも負けないから頑張ってね」と声をかけて頂き、涙を流しました。

その時に何のために僕たちは闘うのか、ハッキリしました。この1ヶ月半で分かったことがあります。それは、「誰かのために闘う人間は強い」と言うことです。

東北の皆さん、絶対に乗り越えましょう。今、この時を。
絶対に勝ち抜きましょう、この時を。
今、この時を乗り越えた向こう側には強くなった自分と明るい未来が待っているはずです。

絶対に見せましょう、東北の底力を!

本日はありがとうございました。

2011年4月2日(土)嶋基宏選手のスピーチ「12球団チャリティマッチ」@札幌ドーム
2011年4月29日(金・祝)嶋基宏選手のスピーチ「本拠地開幕戦」@Kスタ宮城
2011年7月24日(日)嶋基宏選手のスピーチ「オールスターゲーム」@Kスタ宮城

今後も楽天イーグルスでは、出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。

「がんばろう東北」
楽天イーグルスの支援活動

「がんばろう東北」レポート バックナンバー

ニュース
2011/12/26 【「がんばろう東北」レポート(4)】0415第二の開幕戦@甲子園球場
2011/12/25 【「がんばろう東北」レポート(3)】0412第一の開幕戦@QVCマリン
2011/12/24 【「がんばろう東北」レポート(2)】監督・コーチ・選手が宮城県で支援活動
2011/12/23 【「がんばろう東北」レポート(1)】0402・03チャリティマッチ@札幌ドーム
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