5月17日(火)からスタートする「日本生命セ・パ交流戦」を翌日に控え、記者会見が日本製紙クリネックススタジアム宮城で行われました。楽天イーグルスからは嶋基宏選手・鉄平選手・田中将大選手、読売ジャイアンツからは内海哲也選手・坂本勇人選手・藤村大介選手が参加。明日からの対戦を意識しながら、交流戦への意気込みを語りました。楽天イーグルスは、6月中旬までの交流戦期間中、セ・リーグ各球団と4試合［合計24試合］を戦います。

以下、記者会見の内容です。

記者：キャッチャーの立場として、普段は対戦しないバッターですが、どのようなリードを心がけていますか？
嶋：普段と同じですがクリーンアップの前にランナーを出さないことです。セ・リーグの球場では、ピッチャーを確実にアウトにする、パ・リーグに比べて小さい球場があるので低め（を要求して）ゴロのアウトを増やしたいです。

記者：同じポジションで意識しているキャッチャーはいますか？
嶋：セ・リーグには球界を代表するキャッチャーがたくさんいます。色々な方の良い所を盗んで自分のモノにしていきたいです。

記者：交流戦のライバル宣言として、内海投手（巨人）を挙げましたね。
嶋：内海投手が投げる時はいつも打てない。3三振で次の日にスタメンを外れた苦い思い出があります。今年はストレート勝負で、ライト前ヒットを打ちたいです（笑）。

記者：最後に意気込みをお願いします。
嶋：仙台の皆さまも楽しみにしています。全力プレーで戦います！

記者：交流戦の通算打率.322と波に乗っていますが、ご本人で自覚はありますか？
鉄平：良い年と悪い年がはっきりしているので（笑）。去年は打率が高かった（.358）から今年は低いのかな？（苦笑）

記者：データが少ない投手との対戦になりますね。
鉄平：甘いところに来たら、（甘いところに）投げてくれると信じて、好球必打でいきたいです。

記者：対戦が楽しみなピッチャーはいますか？
鉄平：巨人の内海投手。全然打てていないので、今年は打たせてくれると。（内海投手を見ながら）お願いします！

記者：内海投手をどう攻略しますか？
鉄平：えーと、どうしようかな？（笑） ヒットになれば何でも良いです。

記者：最後に意気込みをお願いします。
鉄平：なかなか対戦することがないので、1試合1試合を大切にやっていきたいです。

記者：交流戦通算12勝4敗と非常に良い成績ですが、どう感じますか？
田中：そんなに勝っているのかと、驚きがあります。

記者：交流戦の戦い方で意識していることは何でしょうか？
田中：セ・リーグの球場ではバッターボックスに立つので、投手交代が鍵になりますし、投球イニングも限られるので難しさを感じます。その中で自分の出来ることをやっていきたいです。

記者：セ・リーグとパ・リーグの違いは？
田中：ないですね（笑）。

記者：交流戦で楽しみにしていることは？
田中：坂本（巨人）とか良いバッターがいるので、試合数が限られていますが、対戦出来たら楽しいと思います。

記者：最後に意気込みをお願いします。
田中：毎年交流戦ではイーグルスも良いところまでいきながら終盤失速するので、交流戦で優勝出来るよう選手一丸となって頑張りたいです。