本日、4月度の「日本生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグ投手部門から岩隈久志選手が受賞いたしましたので、お知らせいたします。
岩隈選手は4月、3試合に登板。成瀬投手(千葉ロッテ)・和田投手(福岡ソフトバンク)・涌井投手(埼玉西武)という各チームとのエース対決を全て制して、リーグ唯一の3勝をマークしました。投球回数はリーグトップ、奪三振数はリーグトップタイ、防御率はリーグ3位。「2003年3・4月度」「2004年3・4月度」「2004年5月度」「2008年6月度」に続き、自身5度目の月間MVPとなりました。シーズン開幕月で3度目の受賞は、パ・リーグでは投手・野手を通じて初の快挙。5度の月間MVP受賞は、パ・リーグの投手としては杉内投手(福岡ソフトバンク)の7度に次ぎ、西口投手(埼玉西武)と並びリーグ2位タイの記録となります。
なお賞金は、岩隈選手の申し出により、東日本大震災における震災孤児の支援金として寄付されます。
以下、記者会見の一部になります。
記者:4月の月間MVP受賞について感想をお聞かせください。
岩隈:開幕が遅れた中で4月の月間MVPを取らせていただき、凄く嬉しく思います。この3勝というのは、いろんな想いを持ちながらマウンドに立った結果です。皆と一緒に戦わせてもらって、東北の皆さまに少しでも勇気を与え、届けることができたと思います。このような賞を頂くことができて、ありがたいと思います。
記者:エース対決を制しての3勝は、岩隈投手の中でも大きかったのではないですか。
岩隈:スタートからいい形で勝たせてもらい、相手投手もどのチームもエースクラス相手に勝ったので、大きな価値があると思います。
記者:4月から月間MVP受賞ということで、ファンも今年もやってくれるのでは?と期待が高まると思うのですが、いかがでしょうか。
岩隈:いいスタートが切れていますが、まだまだ試合も続きますので、コンディションを保ちながら、上手くやっていきたいと思います。結果を残すのが一番いいのですが、とにかく皆で戦って、一つでも多くの勝利を届けていきたいなと思います。
記者:いいスタートを切ったということで、改めて今シーズンの抱負をお願いします。
岩隈:まだまだたくさん試合はありますし、今チームは連敗していますが、何とか止めて一つの勝利で流れを変えていけるようなピッチングをしていければと思います。
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特別なシーズンの開幕戦を粘りの投球で勝利に導く
回数 | 打者数 | 投球数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 自責点 |
8 1/3 | 35 | 108 | 7 | 1 | 4 | 2 | 4 | 3 |
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120球・10奪三振の力投で強力ホークス打線を封じ込める
回数 | 打者数 | 投球数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 自責点 |
9 | 32 | 120 | 5 | 0 | 10 | 0 | 1 | 1 |
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147球・自身最多タイ13奪三振の完封勝利でチームに貯金をもたらす
回数 | 打者数 | 投球数 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四死球 | 失点 | 自責点 |
9 | 35 | 147 | 5 | 0 | 13 | 3 | 0 | 0 |
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4/12(火)千葉ロッテ戦(QVCマリン)で“特別な1勝”を挙げた岩隈選手