2020/11/18 (水)
チーム

岸孝之選手が10、11月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞!

11月18日(水)、2020シーズン10、11月度の「大樹生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグ投手部門で岸孝之選手が受賞いたしました。

岸選手は10、11月6試合に先発登板、すべての試合でクオリティ・スタート(6イニング以上を投げ自責点3以下)を達成し、5勝0敗、防御率1.38の好成績を収めました。
10月15日(木)ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテ戦では、被安打2、13奪三振を奪う圧巻の投球で相手打線を寄せ付けず、9回115球で完封勝利。クライマックス・シリーズ進出へ負けられない闘いを続けていたチームを、その投球で鼓舞し続けました。

岸選手は2018年5月度以来自身4度目の月間MVP賞受賞です。

岸孝之選手 記者会見

記者:
月間MVP受賞おめでとうございます。
岸選手:
ありがとうございます。
記者:
まずは率直な感想をお聞かせください。
岸選手:
今シーズンの振り返りとなってしまいますが、前半戦は何の役に立てず、今年も(チームに)迷惑をかけてしまいました。復帰してからはしっかりと結果(9月13日に一軍復帰以降は6勝0敗)を残して、チームに貢献できたかなと思います。その結果、こういう(月間MVP)賞をいただいてすごくうれしく思います。
記者:
10、11月はチームがCS進出を争っている中での勝利でした。それについてはいかがですか。
岸選手:
2、3、4位のチームで(CS進出を)争ってる中の大事な試合で勝てたことは、すごく大きいとは思います。
記者:
10、11月にいいピッチングが続けられた要因はどこにあると思いますか。
岸選手:
体調面、体の部分で、夏場にファームでしっかりと調整して鍛え直してきたことがやはり一番で、良い結果に結びついたかなと思います。
記者:
印象に残っている試合は。
岸選手:
やはり千葉ロッテ戦で完封できた試合(10月15日)ですかね。もちろん渡辺直人選手の引退試合(11月6日)の完投も、僕の中ではすごく印象がよかったですが、2位を争っている中で、千葉ロッテ戦を完封できたことが、一番よかったと思います。
記者:
お話に出た渡辺直人選手の引退試合では、どのような思いでマウンドに上がられましたか。
岸選手:
最初は完投できるとは思っていませんでした。試合前、渡辺直人選手とは、いつまで投げられるかわからないので、「なんならスタメンで出てくれ」とか「5回から守備についてくれ」とか、そういう話をしていたので、最終的には(渡辺直人選手が守備につく9回までマウンドに立つ)一番よい形になったなと思います。
記者:
9回は渡辺直人選手が守備につき、岸選手の完投勝利で送り出すことができました。どんなお気持ちでしたか。
岸選手:
これで最後になるんだなという思いが一番で、すごく寂しい気持ちにはなりましたが、渡辺直人選手とは何年も一緒にやってきて、しかもショートの守備につくのは久々でしたので、すごく嬉しかったですし、ここで負けるわけにはいかないという気持ちが強くなりました。
記者:
来シーズンの意気込みをお願いいたします。
岸選手:
(意気込みは)毎年変わらず、もちろん(これまでも)怪我をしたくてしているわけではないのですが、怪我なく、シーズン序盤からしっかりと働けるようにしたいと思います。

岸孝之選手 10、11月成績

































11月6日(金) 埼玉西武 先発 9 33 6 0 11 1 0 2 2 3.21
10月30日(金) 千葉ロッテ 先発 8 28 4 0 10 0 0 1 1 3.39
10月22日(木) オリックス 先発 7 27 6 1 5 2 0 3 3 3.75
10月15日(木) 千葉ロッテ 先発 9 29 2 0 13 1 0 0 0 3.74
10月8日(木) 北海道日本ハム 先発 6 2/3 26 4 0 7 2 0 1 1 4.72
10月1日(木) 福岡ソフトバンク 先発 6 21 1 0 4 2 0 0 0 5.53
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