10月18日(金)、今シーズン限りで引退を表明した今江 敏晃選手の引退会見を行いました。
まずはじめに、このたび台風19号の被害にあわれた皆さまにお見舞い申し上げます。そして、今なお不自由な生活をされている方々が一日でも早く普段の生活に戻っていただけるよう、お祈り申し上げます。
そして、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。私今江敏晃は18年間の現役生活にピリオドを打ち、引退することをここで発表します。
これまで応援してくださった、お世話になった皆さま、たくさん応援してくれたファンの皆さまに言葉では言い表せられないくらい感謝しております。本当にありがとうございました。
今年の(春季)キャンプの、本当に出発する前日に目の不調で病院に行き、目の病気にかかってしまい、なんとか今年にかける気持ちもあったのですが、出だしでそういう形になってしまいました。
1日でもはやく復帰しようと思いやってきましたが、なかなかすぐに治るような病気でもなく、少しずつリハビリをして、5月くらいにはやっと一軍で呼んでもらえるようになり、一軍でプレイする機会もあったのですが、目の状況も良いときと悪いときで波がありまして、その中でも今までの経験を活かして何とかやっていました。 6月末に症状が悪化し、7月の頭に「ちょっとこれはもういくらなんでもできないな」ということで、監督に「ちょっともう無理です。プレイするのはもう厳しいです。」と話しまして、二軍に落ち、またリハビリ生活をすることになりました。
そこからなんとかまた1日でも早く(復帰を)と思ってやってきましたが、(症状が回復し)復帰したときにはシーズンも終盤で。
チームも(シーズンの)佳境に入ってきたときで、なんとか戦力になりたいと思ってやっていたのですが、なかなか一軍に呼んでもらえず、なんとなく自分の中でそういう立ち位置なのかなと感じていました。
その時に、球団から「来期は選手じゃなくコーチとしてやってくれ」というお話があり、もちろんすぐには決められなかったですし、目の状態もありましたが、体は元気だったのでまだまだやりたいという気持ちが、(その時は)やっぱり僕自身も強かったです。
家族も今までこれだけ支えてくれて、まだ不十分(まだやれる)と思ってもらっていると感じたので、現役をやりたいという気持ちはあったのですが、やはり目という、前が見えない病気にかかってしまい、これからまた来年プレーして目がどうなるかもわからない、今後本当にひどくなると普通の生活にも影響するかもしれない、というような状況にもあったので。
球団からもありがたいことに考える時間をいただけるということでしたので、家族とまず話しましたし、知人であったり先輩であったりいろんな方に相談させていただきました。そしてやはり、目の病気というのはなかなか...自分でも1年間(病気をかかえて)やってみた中で、来年1年間を違うチームでやるとしても、不安なところはありますし、年齢のこともありますし、そういう意味で自分でいろいろ考えて、引退しようと思いました。
変更前 | 今江 年晶 |
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変更後 | 今江 敏晃 |
2019年10月18日(金)より変更