2017/12/02 (土)
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バモス 若鷲!【メキシコウインターリーグ現地レポート第2回】所属チームに関して

メキシコからの現地リポート第2回は、晴れてメキシコデビューを飾ったオコエ瑠偉選手、フェルナンド両選手の所属しているチームについて簡単に紹介いたします。

現地11月28日に3打席3三振とほろ苦デビューを飾ったオコエ選手は、「Cañeros de Los Mochis(カニェロス デ ロス モチス)」、一方偶然同じ日に2安打2打点の大活躍でデビューを飾ったフェルナンド選手は「Venados de Mazatlan(ベナドス デ マサトラン)」というそれぞれのチームでプレーしています。

Cañeros de Los Mochis(カニェロス デ ロス モチス)

カニェロスはサトウキビ農家という意味になり(チームロゴで、マスコット「ぺぺ カーニャ」が持っているのがサトウキビ)、野球チームの名前としては不思議な感じもしますが、リーグ内に「オレンジ農家ズ」や「トマト農家ズ」などもあるのでメキシコでは違和感はありません。
本拠地ロスモチスは太平洋に面した人口30万人前後の中規模都市で、11月下旬で日中が30度前後、夜はやや涼しくなり仙台でいうと8月終わりから9月初旬の陽気といったところです。
街にこれといった娯楽もなく、このオフ野球が恋人と言い放ったオコエ選手にはぴったりの街です!

Venados de Mazatlan(ベナドス デ マサトラン)

フェルナンド選手が所属するベナドスはチームのロゴを見て分かる通り鹿です。鹿というと強いイメージが湧きませんが、過去14度のリーグチャンピオン、さらには各国代表が揃うカリビアンシリーズでも2度チャンピオンに輝いているリーグ屈指の強豪です。
やはり太平洋に面している本拠地マサトランは、人口40万人強と規模はやはり中規模ながらメキシコ屈指の商港都市であるだけでなく、ホテルが立ち並ぶビーチリゾート地でもあり、ブラジルサンバのハートをもつフェルナンド選手にはピッタリの街のようです。
ちなみにマサトランとはメキシコ先住民族のナウアトル語で「鹿の住む地」という意味になり、ベナドスの名前の由来はここからきています。

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