2011.08.02 TUE
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8/2 ライオンズ戦 レポート

楽天イーグルスは集中打とルーキー塩見の好投で反攻の8月を白星でスタートした。

楽天の先発・塩見は初回3者連続三振という最高の立ち上がりを見せた。しかし四回、ライオンズの栗山にツーベース許し、その後不運な当たりのタイムリーを許し1点を先制された。

しかし、打線がライオンズのエース涌井を捕らえ、四回裏にガルシアのタイムリーで同点に追いつく。さらに六回に内村の好走塁などから高須のタイムリーで逆転。その後、中村の2点タイムリーで一気に突き放した。

一方、先発の塩見は強打のライオンズ打線を五回以降ヒット3本に抑える好投を見せ、今季2度目のの完投勝利を挙げた。

塩見貴洋選手 ヒーローインタビュー

記者:完投勝利おめでとうございます。
塩見:ありがとうございます!(大歓声)

記者:後半戦スタートして初めてのKスタ宮城でのゲーム、どんな想いで投げましたか?
塩見:13連戦の初戦、勝ちにつながるようなピッチングがしたかったので良かったです。

記者:初回から3三振と素晴らしい立ち上がりでしたね。
塩見:いつも立ち上がりが悪いので、気合入れて投げました。

記者:右バッターへのインコースのボールが決まっていましたが、振り返っていかがでしたか?
塩見:今日は非常にコントロールが良かったので、自信を持って投げ切ることができました。

記者:5回の三振にはガッツポーズもでていましたね。
塩見:そうですね。思わず出ました。

記者:今日は打線もつながりました。ベンチでどうご覧になっていましたか?
塩見:本当に打ってくれて嬉しかったです。

記者:2度目の完投勝利、大きな自信につながりますよね?
塩見:そうですね。これからまた、一からやっていって、次も勝てるように頑張っていきたいです。

記者:最後に意気込みをお願いします。
塩見:このピッチングを続けていって、上位に食い込めるように頑張っていきたいと思いますので、応援宜しくお願いします。


■塩見貴洋選手 試合後囲み会見
記者:今日はピッチングのテンポが良く、2ストライクに追い込んでからすぐに勝負してましたね。
塩見:球数が多いので、その辺は意識していました。球数を減らしたかったので。

記者:中村選手への内角攻めが印象的でした。
塩見:中途半端にいったら打たれてしまうので、思い切って腕を振って投げました。

記者:初回は3者連続三振でした。
塩見:三振を狙っていたわけではないのですが、いつも立ち上がりが良くないので波にのれました。

記者:自分の中で変えたところとか、良かったこととかありますか。
塩見:特にないです。コーナーを丁寧についていきました。

記者:今日で規定投球回数に達しましたね。
塩見:次に投げる頃にはまた(イニング数が)足りなくなっていると思うので、徐々に長いイニングを投げられるようにしていきたいです。

記者:完投は意識しましたか。
塩見:特に意識はしてませんでした。1イニングずつきっちり投げていたら、結果的に完投になりました。

記者:立ち上がりを改善するために何か変えたりしたのですか。
塩見:大学時代を思い出して、練習で遠投を取り入れてから立ち上がりが良くなりました。体を大きく使うので、体が動きやすくなっているのかなと思います。

記者:13連戦が始まりましたが、球数も少なく完投できたのは大きいのでは。
塩見:先発よりもリリーフのほうが大変だと思うし、そういう意味でも完投できて良かったです。

記者:新人だと疲労を感じる頃だと思いますが、大丈夫ですか。
塩見:特に問題ありません。

記者:元気の要因は何ですか。
塩見:怪我をしないでシーズンを通すことを目標にして、日々を意識しているところだと思います。

中村真人選手 ヒーローインタビュー

記者:貴重な追加点となったタイムリー、見事なバッティングでした。
中村:やっと打てました。塩見のときに打つ打つと言っていて、全然打てていなかったので、めっちゃ嬉しいです。

記者:見逃せばボールの難しい球でしたね。
中村:まあ、ど真ん中が打てないんで、僕は(苦笑)。白いボールに食らいつこうと必死でいきました。

記者:一軍に戻ってから状態がいいんじゃないですか?
中村:状態はボチボチ上がってきたんですけど、今日花火が上がるってことで、勝利の花火をファンの皆さんに何とか見せようと、打席に集中して入りました。(場内歓声)

記者:中村選手らしいヒットになりました。ファンの皆さんも期待していると思いますよ。
中村:そうですね。3位以上を目標に何とか連勝で明日から頑張っていきたいと思います。応援宜しくお願いします。

記者:中村選手が持っている支援金ボードも37勝になりました。これからどんどん増やしていきたいですね。
中村:そうですね!

記者:最後に中村選手にたけし師匠で締めていただきましょう。お願いします!
中村:(照れ笑いをしながらビートたけしさんの物まねで)「バカヤロー!」
どうもありがとうございました!

星野仙一監督 試合終了後記者会見

記者:塩見投手が素晴らしいピッチングでした。
星野:最後までキレがあったね。良いピッチングだった。

記者:危なげないピッチングでしたね。
星野:立ち上がりにのっていけたからね。前までは立ち上がりに20球、30球というケースが多かったから。
欲を言えば、「相手に先に点をやるな」と言いたいね。

記者:打線では、中村真人選手が貴重なタイムリーヒットを放ちました。
星野:あそこで1点入るか、3点入るかでは大きく違う。2アウトからよく打ってくれたね。

記者:13連戦が始まりました。
星野:気にしてない。そういうスケジュールだから、お互い様だしね。幸先良いスタートが切れてよかった。

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